暑い日が続く8月は朝顔の掛軸。涼しい朝の垣根に咲く紫や薄紅の花が思い浮かびます。
これは鎌倉に住むフランス人友人の書。「朝かほの一輪」、優しい筆です。
茶花は中庭のランタナ、小さな白い蕾から黄色の花が咲きピンクに変わります。
お茶は「洗い茶巾」というお点前で、茶碗に水を入れ茶巾を絞らずに入れたまま、茶席に持って来ます。お茶を点てる前に茶巾を取り出してたたみ、水を捨て、茶碗を清めていつものように薄茶を点てます。水を使ってお客様に少しでも涼しさをという趣向ですね。
お菓子は「水沫(みなわ)」。お盆は鎌倉彫。木の文様が美しい、友人の作品。
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