暑い日が続きます。夏の午後、涼しい風が吹くようお茶を楽しみます。
掛け軸は七夕の短冊「星河清涼風」(せいがせいりょうのかぜ)、西垣大道師筆。
「星河」は天の川、銀河の意、風が身も心も清涼にしてくれるという夏の禅語です。
花は中庭から黄色い花が愛らしく、花入れは萩。
お点前は夏の取り合せで薄茶の総飾り。帛紗や茶碗を持ち帰らず、最後に棚に飾ります。
棗:形は「薬器」(薬入れ)、蒔絵は「渦」。淡々斎好みで面白い意匠です。
茶碗:ガラス平茶碗。蟹が水辺にいます。この日は茶椀に水を入れて「洗い茶巾」に。
(写真上右へスライド。クリックで全体表示されます)
お菓子はこの時期に楽しむ水羊羹と貝殻の干菓子「和賀江島」(鎌倉豊島屋)。 磯の香りがして、江ノ島の海を思います。(写真下)
お二人のお着物も夏の装い、ブルーがシックで素敵です。
Comments