6月、梅雨時は、雨音を聴きながら、静かなお茶を楽しみます。
掛軸は「水上清々翠」(すいじょうせいせいのみどり)。水辺に揺れる草木の風景です。
竹籠の紫陽花も茶室にシックな色合いを添えています。
お点前は水の季節の取り合せで、長板にガラスの水指。
水指はブルーの水に金箔が光り、黒の長板に映えます。この水指を見ると、水の色に心が癒されるように思います。長板は空間が広がり、いつも使う棚と違う趣がありますね。
お茶椀は「露草」と「傘の絵」。棗は利休伝来写「笹露」。
写真(上)は日曜クラスのお二人、今、濃茶に取り組んでいます。
濃茶は更紗仕覆の茶入と青磁茶碗。茶入の形は夏向きの「瓢形耳付」。(写真下)
お点前も徐々に上達しています。掛け花の紫陽花が優しく見守っています♪
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