高橋宗真 2021年8月28日葉蓋🍃夏の掛軸「瀧 直下三千丈」。唐の詩人李白の「廬山の瀑布を望む」から「飛流直下三千尺、是れ銀河の九天から落つるかと」によります。瀧は三千尺を流れ落ち、天の川が落ちてきたのではという意、瀧の音が間近に聴こえます。 厳しい暑さが続きます。...
高橋宗真 2021年7月11日紫陽花紫陽花が茶室を彩る季節です。 家の中庭に紫陽花が咲き、朝、茶花として切ってきます。 青紫のガクアジサイが多いですが、丸い膨らみのホンアジサイもあります。 漢字が表すように陽のある紫の優しい花ですね。心を潤してくれます。 いつも掛軸を掛ける床の間は、籠を使った「掛け花」。...
高橋宗真 2021年6月6日初風炉5月、お茶は夏の装いです。 これまでお客様の近くにあった炉は閉じて、点前座の左に風炉を置きます。 炉の時期と反対にお客様から火を遠ざけて暑さ避けるという考えですね。 風炉は5月から10月まで、5月が最初の月になり「初風炉」と呼ばれます。...