高橋宗真 2023年10月2日茶箱を楽しむ☘️今年の夏は厳しい猛暑が続きました。 その中でも、皆さん、お稽古に来て夏の茶箱を楽しみました。 茶箱は江戸末期(1850年代)、裏千家11代玄々斎が季節に合わせた「雪月花」の点前を創案されたのが始まりです。今日は夏の点前「卯の花」。茶箱の基本となる最もシンプルなものです。最初...
高橋宗真 2023年8月10日夏のレッスン暑い日が続きます。夏の午後、涼しい風が吹くようお茶を楽しみます。 掛け軸は七夕の短冊「星河清涼風」(せいがせいりょうのかぜ)、西垣大道師筆。 「星河」は天の川、銀河の意、風が身も心も清涼にしてくれるという夏の禅語です。 花は中庭から黄色い花が愛らしく、花入れは萩。...
高橋宗真 2023年6月20日笹露梅雨入りで雨が続きます。紫陽花が色づき、茶室は初夏の彩りです。 掛軸は「水上清々翠」(すいじょうせいせいのみどり)。前大徳「橋本紹尚」書。 水辺に青々とした水草が揺れる風景を表す語で涼しい風を感じます。 棚は柄杓の丸窓が特徴の「溜精棚」(りゅうせいだな)。裏千家14代淡々斎...