高橋宗真 2020年11月28日茶正月🎍~炉開きいよいよ炉開き。11月はお茶の正月と言われます。 茶室を風炉から炉に変えて秋から春の季節を迎えます。 今年は3月半ばで炉を閉じて8か月ぶりの開炉。長い梅雨や猛暑が続き、いつもと違う年でした。今、大きな炉釜で湯の沸く音を聴くことができるのを嬉しく思います。 お道具の紹介...
高橋宗真 2020年11月17日中置🍂10月は風炉が最後になる「名残の月」。 お茶は5月から10月まで夏の季節として風炉を使い、通常、点前座の左に置きます。 10月も半ばを過ぎると秋も深まり、風炉を畳中央に置く「中置」の取合わせになります。お客様に火を近づけ、暖かさを感じていただく趣向です。...
高橋宗真 2020年10月12日御所籠 **茶箱からの創作今回は14世淡々斎(1893-1964)が創案された「御所籠」の点前を紹介します。 御所籠は御所で使われていた御用籠からデザインされたもので、茶箱を基本に新しい道具を組み合わせています。 お茶碗は2つ重ね、大津袋と呼ばれる袋で包みます。特徴は4枚の古帛紗で、それぞれ役割が決...